2.PPmが正しく測定されたとしても、その数値と生物の被害は結びつかない。
温度、湿度などの気象条件や、共存する他の汚染物質との相乗作用、生物自体のコンディション(人間でいえば、年令やそのときの疲労度など)が変わると被害の現われ方も変わってきます。
したがってある物質について、被害が絶対に起こらないという許容量を定めることはできません。
もちろん、PPmにも長所はあります。
生物指標と比べてつぎの2点ですぐれているでしょう。
・汚染対策のためには、どんな物質がどのくらい含まれているという情報が必要です。
この情報は、理化学的原理にもとついた分析機器に頼るしかないのです。
・数量的に表現されているため、理解しやすい。
数量的に表現するということは、どんな場合でも大切でしょう。
植物指標による汚染度の測定の場合でも、数量化して表現することが望ましいのです。
このことは、また別の機会に採りあげることにします。